わたしの看護師1年目
Question1.どの研修が一番印象に残っていますか?
私は表皮剥離予防の研修です。医療用テープには布や紙、ビニールなどいろんな種類があって、素材によって皮膚に負担をかけない剥がし方が違うので、自分の皮膚でその違いを確かめることができました。当病院には皮膚状態が良くない高齢者も多いので、それぞれのテープの痛くない剥がし方を実践的に学べたことで普段の業務にも役立っています。
私の病棟には同期がいなくて、同じ1年目の看護師さんと情報交換ができない環境だったので、他部署の同期と会えるリフレッシュ研修がいつも楽しみでした。他の方の失敗談を聞いて自分の意見を伝えたり、自分の失敗談を話して他の方にアドバイスをもらったり、同じように日々がんばっている同期たちのいろいろな考え方に触れることで看護感が広がった気がします。
Question2.研修に参加してよかったことは?
年3回のリフレッシュ研修ではグループワークで振り返りを行うのですが、失敗したことや今悩んでいること、できるようになったことやうれしかった成功体験など、他部署の同期たちの生の声を聞くことができてすごく有意義でした。お互いに思いを共有して認め合うことで、自分自身の視野も広がりましたし、看護師として働くモチベーションにもつながりました。
私はこれまで“患者さんを第一に考える看護”を徹底していたのですが、リフレッシュ研修や他の研修などで同期たちの意見を聞いて、“効率的に動く”という視点が抜けていたことに気づきました。なので、今では“患者さんを第一に考えながらも効率的に行う看護”を徹底するようになりました。そういう意味でも、1年目の研修は意味のある貴重な時間だったと思います。
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