「ユマニチュード」、その人らしさ、個別性を重視した患者さまに寄り添う看護を
現在のお仕事内容を教えてください。
精神科・内科合併症病棟で勤務して4年目です。身体的な医療ケアが多い現場ですが、治療の必要性の理解や、意思決定が難しい患者さんがたくさんおられるので、時間を作ってベッドサイトに行き「なぜこの点滴が必要か」を説明したり、患者さん・ご家族の治療ニーズをじっくり伺って、主治医へ繋いだりするのも大きな役割です。
当法人に就職を決められた理由は?
学生の頃「ユマニチュード」という言葉を知りました。フランス語で「人間らしさ」を意味します。私はこの言葉のとおりその人らしさ、個別性を重視し、患者様に寄り添う看護をしたいと強く思い精神科を志望しました。ちょうど当院に実習に来た時、看護師が患者さんに対応している姿をみることが多く、ここなら自分の思っている看護ができると思い、就職を決めました。
今後の目標を教えてください。
患者様の心の痛み、心の叫びに寄り添い理解する。たとえ理解できないとしても、理解する姿勢を示すこと。また、精神看護の知識を深め内科的疾患への学びを広げて、幅広い知識で安全で安心できる看護を提供することです。
看護学生さんにメッセージ
看護師という職業は、学びに終わりがない職業です。座学だけではなく、私自身患者様から愛ばしていただくことがたくさんあります。精神看護は、病気に寄り添うのではなくその人自身に寄り添う目には見えない看護です。どの領域にも必要なコミュニケーションスキルを一緒に身につけませんか?
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