男性看護師座談会
看護部で働く男性看護師のホンネ
当院では男性看護師も多く在籍しており、男性看護師会「BROTHER’S」をはじめ、一人ひとりが自分らしく活躍できる環境を整えています。看護師２年目を迎えた2名の男性看護師に仕事でのやりがいや男性ならではの働き方を語ってもらいました。
入職した理由について
私は兵庫医療大学出身なので、実習を当院で行いました。実習時、大学の先輩が活き活きと働いている姿を見ることができ、また教育体制がしっかりとしていることも感じられたので、入職を決めました。
兄の友人が当院で働いており、その方から男性看護師でも働きやすい環境が整っていることを聞き、魅力を感じました。先進的な技術や知識を学んで、看護師としてしっかりとスキルアップしていける土台があることも、入職理由のひとつです。
現在の仕事内容について
整形外科・形成外科病棟に勤務しています。外科手術を行われる患者さんがほとんどですので、術前の体調管理や、術後のリハビリの補助を行っています。体が動かしにくい患者さんもいらっしゃるので、快適に入院生活を送れるよう介助を行うことも多いです。
糖尿病や内分泌科、上部消化管外科などの疾患を担当する混合病棟で働いています。日々の看護に加え、糖尿病の方の合併症を防ぐためのフットケア指導や、消化管の手術を行った方への食事指導など、退院後の生活をサポートするための指導業務も多く行っています。
職場の雰囲気について
私の病棟には比較的男性看護師が多く、先輩もフレンドリーで接しやすいのでとても働きやすいです。自分は悩みをなかなか相談できずに抱え込んでしまうタイプなのですが、いつも先輩が気にかけてサポートしてくれるので、非常に助かっています。
病棟の先輩方はいつも優しく、丁寧に指導してくださるので、感謝しています。私が忙しそうにしていると、先輩が知らない間に業務を済ませてくれていることも。先輩方の素早く、きめ細やかなサポートに、いつも助けられているなと感じます。
男性看護師だからできる看護について
私の病棟には、日常生活の動作に手助けが必要な患者さんが多くおられます。女性看護師なら2人で協力して行うような介助も、男性看護師なら1人で行えるので、そういった点ではメリットを感じます。
若い男性患者さんは、コミュニケーションがとりやすいこともあって、男性看護師が担当する場合が多いです。患者さんによって希望もさまざまですので、女性看護師に頼んだ方が良い場合は担当を代わってもらうなど、臨機応変に対応するようにしています。
兵庫医科大学病院の魅力について
先輩方が優しく頼りになるので、安心して成長していける土台があると思います。知識・技術面の指導だけでなく、声かけの仕方にいたるまで先輩のアドバイスがいただけるのはありがたいですね。
男性看護師同士の結束力がとても強いと感じます。先輩方とプライベートで遊ぶことも多く、仕事の相談もしやすいです。もちろん、同期同士の交流も盛んで、悩みを共有したりアドバイスし合ったりすることで、お互いの成長に役立てています。
これからの目標について
生活指導を通して、患者さんの退院後の暮らしも支えられるような看護師になりたいです。現在は糖尿病療養指導士の資格取得をめざして勉強中。しっかりとした知識を土台に、今以上にきめ細やかなケアを行っていきたいですね。
最近は先輩看護師として、後輩に仕事を教えることも増えてきました。まだまだ私を指導してくれた先輩方のようにはいきませんが、後輩の不安や悩みにしっかりと気づき、適切なサポートを行える看護師をめざしていきたいです。
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