京都市立病院

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看護部長メッセージ

京都市立病院
看護部長

地域で暮らす人を看護師として支える

 当院は明治15年より、この壬生の地で伝染病の治療施設として開設され、地域の方々のいのちと健康を守ってまいりました。当院は「市民のいのちと健康を守る」ことが理念として掲げられています。
 我々はここに「患者」ではなく、「市民」とされている意味を大事にしています。それは、病院で治療を受けている患者としてではなく、地域で暮らしを営むひとであることを強く意識するためだと考えているからです。今は病院で治療をうけておられますが、その後、地域での生活に戻る父であり、母である、全てを含めたその人に向き合うこと。
 そのことは「その人らしさ」そのものを大切にすることです。
 「その人らしさ」を保つとは、人間としての尊厳が守られた状態を保つことであり、その人の生き方や価値観を大事にすることだと思います。認知症になっても、意識がなくなったとしても、他とは違う個人の独自性をもち、終始一貫している個人本来の姿を保てるように援助すること。
 それらを常に意識してプロとして看護を提供したいと思っています。

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