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新生児呼吸窮迫症候群について

RDSアイキャッチ お勉強
える
える

さ、前回の最後に話していた新生児呼吸窮迫症候群について簡単に説明していくよ。

なしこ
なしこ

確か、肺サーファクタントが無くて肺胞がぺっちゃんこになってしまうってやつよね。

 

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概要

ここからは簡単に、どのような児に多く、どのような経過がありどのような治療があるかを説明します。

 

好発

肺サーファクタントは胎生32~34週より産生されます。

この時期以前に出生してしまうとサーファクタントが足りないという事態に陥ります。

このことから、

  • 1500g未満の極低出生体重児
  • 早期産児
  • 帝王切開時

の3つの条件が多くみられます。

 

経過

サーファクタントが不足しているため、呼気で肺胞は虚脱します。虚脱した肺を再度膨らませるのはかなりの労力が必要です。

える
える

風船をぺちゃんこの状態から膨らませるのと、少し膨らんだ状態から更に膨らませるのだと、後者のほうが楽だよね。

その過剰な努力(呼吸筋の過度な使用)のため、出生後から以下のような経過を辿ります。

  • 出生
  • 呼吸数の上昇・努力性呼吸の継続
  • 酸素化の低下
  • 肺胞低換気により二酸化炭素濃度の上昇
  • チアノーゼ出現
  • アシドーシスへ傾く
  • 呼吸停止
なしこ
なしこ

なんで肺胞低換気?

える
える

この場合、肺胞と血管での酸素交換に問題があるのではなく、「ばててしまって」「呼吸がよわくなっていく」という点がポイントなんだよ。

 

治療

まず、出生前に発症が予測される場合には母体へのステロイド投与があります。

ステロイドはサーファクタントを産生するⅡ型肺胞上皮細胞の働きを促進する効果があります。

さらにやや未熟でもこの細胞の成熟を促す作用もあります。

える
える

ただし、胎生22週以前だと効果は薄い

なしこ
なしこ

なんで?

える
える

まだ働きを促進するもなにも、Ⅱ型肺胞上皮細胞が発達してないからだよ。

出生後の治療は、人工のサーファクタントを投与します。

人工サーファクタントを生食で懸濁して4~5回に分けて気管内に投与し、体位をその都度変更し肺内に行き渡らせます。

 

える
える

ちなみに、ARDSってあるの知ってる?

なしこ
なしこ

AはadultのAだから今回はRDSって話?

える
える

あ、知ってたのね( ´艸`)

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