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質問箱の回答記事

しつもん マインド

しつもん

今日質問箱にこんな質問がきました。

「31歳の若さで医師を含める他職種から頼られるのは尊敬します。認められるために意識したことはありますか?それとも技術・知識を研鑽した結果信頼されるようになったのでしょうか?」

ご質問ありがとうございました。

 

この質問に対する回答を考えているとき、色々な思いが浮かびました。

今、私は勤めている病院を辞めて新たな環境に移ろうと考えています。

そうしたタイミングでこの質問を答えるとき、この病院で働いていたすべてが詰まってるなーっと思ったわけです。そんな総まとめ感ある記事ならしっかり残しておこうと思いましたw

なので、質問箱の回答欄でテキストで答えずブログで書きます。

ってか回答に入る前に今までの自分まとめ書いて、回答に移っていきます。

もう完全に日記です。すいません笑

 

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私はこんな感じで今の病院にきました

私は学生の時にキャリアプランを立てました。

  1. 回復期リハビリテーションで疾患の回復過程を診る
  2. 回復期リハビリテーションで在宅復帰への道筋を診る
  3. 回復期リハビリテーションでケアの側面をしっかり観る
  4. 急性期病院でリスク管理を学ぶ(できれば大規模な病院)
  5. 別の急性期病院で集中治療領域を行う(できれば人・物が揃ってないところ)
  6. 訪問リハに行く
  7. 訪問リハ・看護・ディサービスの経営参画

1~3は回復期リハ病院で1~4年以内、
4は急性期病院で5年程度
5は急性期病院で5年程度
6・7はわかんないw

こんな感じのプランです。

 

1つ目の病院は回復期リハビリテーション病院

脳血管中心+切断の回復期を診ていました。

脳画像や装具で有名な病院でして、それなりに学べたと思います。在宅や職場復帰などたくさん関わらせてもらいました。

非常に有意義な面があった反面、すべての人に9単位実施するという方針に疑問が出て、やがてそれがどんどん大きくなっていきました。

9単位をこなすために、引き出しの少ない人(自分も含めて)は晴れてたら散歩、雨だと時間を持て余すなんて光景を見てこのままではだめだと思い、3年半で今の病院に移りました。

 

今の病院に移ってから

当院は地域基幹病院で、あらゆる診療科があります。

500~1000床の間くらいの規模です。

その割にリハの認知度が高く、クローズICUではありますが、集中治療領域にしっかりリハが絡めている病院でした。

 

とりあえずこの病院では

  1. 心臓血管外科・消化器外科・循環器内科・呼吸器内科の集中治療領域はすべて1人で診れるようになる
  2. 人工呼吸器・人工心肺・透析関連に強くなる
  3. RSTに入り中心になって動く
  4. 学会発表3年連続くらいはやる
  5. 部内のシステムをなにかしら変える
  6. 皆に惜しまれながらも「まだまだ成長したいです」と言って去る

という6点を5年で達成し次に行くという目標で臨みました。

 

そもそものキャリアプランでリスク管理を学びたいこともあり現在の病院に就職したわけですが、もーね、なんにもわかんないわけです。

知識もなければ、技術もない、ましてや術直後なんて怖くてしかたがない。

毎日恐怖でした。

でも恐怖って無知~ちょっと知ってるくらいの時に一番大きいじゃなないですか。

だから克服するしかないんですよ。自分で学ぶしかないんです。

だから勉強はもちろんのこと、先輩後輩問わず見学しまくりました。

自分の仕事は可能な限り速く終わらせて見学!朝一に重症な患者を担当している人にサポートは必要か?見学についていいか?と聞いてまわってました。2年くらい昼飯なんて仲良くなりたい人と食べれるチャンス以外は食べずに見学や質問のために院内ウロウロしてました。笑

 

じわじわと知識もついてきたなかで、見学を通して俯瞰して病態生理について考えたりできたわけです。

 

その間鬼のように質問されたこともよかったと思います。

 

そうなるとある程度、自分でも担当をもたせてくれてまたそこから鬼の様に質問!実際に診ながら自分で判断していくのは端から診てるのとは訳が違うんですよね。そんなこんなを1年くらいやってました。

 

この3年位は毎日のように心臓・肺・腎臓に手足が生えた変な生き物に追い回されて、汗だくになって飛び起きるみたいな生活でした。笑

 

ここまできたら、なんとか1人で患者のope前から退院まで診れるかなーってレベルになれたと思います。特に退院までの流れは回復期リハを経験していたことが大きかったと思います。

っで、6年務めたわけですが、当初目標にしていたことは、

 

「心臓血管外科・消化器外科・循環器内科・呼吸器内科の集中治療領域はすべて1人で診れるようになる」
→指導を行う立場にもなり達成できたと思う(まだまだ知識・経験不足はあります)

「人工呼吸器・人工心肺・透析関連に強くなる」
→むしろよだれが出るくらい好きになったので達成でしょう!( ´∀` )

「RSTに入り中心になって働く」
→RSTの回診のシステム、データベースの作成やラウンド外でのいわゆるラピットコール対応までしているので達成(まだまだ抜けはあるしやれることもいっぱいありますが)

「学会発表3年連続くらいはやる」
→達成

「部内のシステムをなにかしら変える」
→リハ部内の全業務をマニュアル化して院内どこからでもアクセスできるように整備、実習形態を従来型からCCSへ変更、ラダーを作成し学生実習から新人教育までシームレスに行うシステムを初期段階構築までやったからとりあえず達成!

「皆に惜しまれながらも「まだまだ成長したいです」と言って去る」
→これはまだw

 

と言った形で当初より1年遅れくらいですが概ね達成できました。

 

どういうマインドで過ごしていたか

私自身、正直ほめられた人間でもなんでもないです。
なんならキャパは狭いです。
関わって満足させれる相手の数なんて知れてます。

個人的にリハビリテーションはフランチャイズだと思ってます。

同じシステムを使って顧客をある程度割り振られたら、自分の采配で行っていく

だから、リハスタッフばかりと仲良くなんて気持ちは微塵もなく、むしろ病棟や医者と積極的にコミュニケーションを取りました。関わるリハスタッフは集中治療領域の班メンバーくらいです。

リハスタッフの1割が集中治療領域専門の班です。
多分それ以外からは何してるかわからない人で嫌われてると思いますよ笑

でも無理なんですよ。リハ室なんて3か月に1回入るかどうか、昼飯も食べずに集中治療室か病棟まわってたらリハスタッフと会わないんですから( ´∀` )

でもそれが一番患者さんがいい方向に行くんです。だって私が関わる患者は病棟スタッフと集中治療領域専門のリハスタッフしか関わらないですから。

だから、その連携の強化を重ねました。

 

では回答に移ります

しつもん

さて質問はこんな感じでした。

まず、技術・知識があるのは前提条件なんです。

これがあるから認められるということは、、、ありますが遠いです。

でも、技術なんて他職種からみたらよくわかんないですよ。

私がボバースやらPNFのことをよくわかってないみたいにね

なんか凄いんだろーけどいまいちよくわからん。

よくわからんからと言ってのめりこんで知りたいとも思わないんですよ。

 

そうなると、どんだけ凄くても凄くないんです。
誰も気づけないから。
そんなの気づいてくれるのは同業者だけです。
そんなんじゃ多職種連携とか皆無です。

 

さーここからが本題になりますが、質問の意図としては我々PTが医師・看護師等から信頼を得られる様になるにはどうすればいいのかという事があると思います。
ここについて考えを述べていきたいと思います。

 

まず、前提としてリハって別にいらないですよ

いや、正確に言うと贅沢品なんです

より良くするためにリハがあると思ってます

だから発展途上のところとかを見てもうらうとわかると思いますけど、医療って救急救命と医師と看護師が中心で構成されていって、情勢として猶予が出てきたり、制度が整備されてきたりするとコメディカルに派生していくと思ってます。

その派生の末端に近いところがリハですよ多分。

そんなリハが入る事はある種仕事が増えるわけです。他職種からすると。

あったらいいなと仕事が増えるはsetなんです。

いくらPTが早期離床はいい!!するする!!!って言っても、それ以前の準備やらは看護師さんが中心になってやってもらってることも多いんです。また、それに至る指示を出すのも医者なんです。外科医だったりすると指示出す手間って結構めんどくさいと思うんですよ。

 

そんな状態でいきなり早期離床だ!!!

腹臥位だーーー!!

とか吠えてもきいてもらえないんですよね。

 

だから時間を掴むんです。

看護師の申し送りの時間、清拭の時間、CT護送にかかる手間と時間、休憩時間、リーダーによる休憩の回し方のくせ、医者の外来時間・手術時間・処置にかかる時間・よく処置をする時間

もっとあるけど、こんな事を考えていると話しても聞いてくれる時間と聞いてくれない時間がわかります。

ここがベースです。

この話を聞いてくれる時間に、リハしてるところを見てくれそうな時間を使って自分を理解してもらわなきゃダメなんです。

くそ忙しいときにとっておきの技術と知識を話されたり見せられても。。。ただの間の悪いやつですよ。

いくら効果抜群でも使ってくれません。

 

この時間を意識して、

看護師さんには、

  1. アセスメントから考えられる問題の想起を複数行い
  2. それについて最も確立が高いものは何か
  3. その根拠となるデータや評価を示す
  4. それに対して理学療法として○○を行うとこんな反応があると説明
  5. その○○を実際に行う
  6. 更にアセスメントをする

みたいな事を、聞いてくれる人にする
その他にも、悩んでること、やろうとしていることを理学療法の立場から解決できるかを検討するみたいな事を常にやってました。

医者には、

  1. ケーススタディやRCTなど様々な文献を用いて手技や介入の有効性を示す
  2. その行為を行った反応はこんな事が予想されると具体的に説明する
  3. この反応がでたら中止するというラインを明確に提示す

基本的にこの3点に気を付けました。

 

正直、注意していたのこれらの点くらいです。

この積み重ねで、1年経つとどんどんPHSに電話がかかってくるようになりました。
そうなると、賛同してくれる医師や看護師も増えていって、新入職の人ははなから話を聞いてくれる、更に協力してくれる人が増える・・・

っといった流れになりました。

 

でも、当院の特徴として、看護学校併設で鬼縦社会の看護部です。

その病棟の主任・リーダークラスに当初アプローチした結果一気に下の世代に浸透してくれたのも非常に大きかったと思います。

 

まとめ

  • 知識や技術があるのは当たり前
  • それを伝えるには相手の「時間」を知る
  • そのうえで理学療法の有効性を説く

この質問のおかげで、この病院で働いてきたことを見直すきっかけになりました。
ご質問頂きありがとうございました。

 

 

 

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