スポンサーリンク

せん妄・転倒に関連する主な薬剤リスト(非麻薬)

せん妄・転倒に関連する主な薬剤リスト(非麻薬) お勉強

転倒

コメディカルが遭遇しやすく、起きてほしくないアクシデント

転倒を引き起こす要因は身体機能や認知機能によるところが大きいです。

しかし、薬剤による影響も多大です。

2015年に老年医学会より改定された

高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015

こちらには、様々な薬剤がどのような影響をもたらすかが記されています。

こちらをまとめてみましたのでご参照下さい。

 

スポンサーリンク

概要

高齢者では、若年者にくらべて薬物有害事象の発生率が高いです。

特に急性期病院では、高齢者の6~15%に有害事象を認めている。

また、高齢者は多くの疾患を有している可能性も高く、それにより多剤併用の問題が生じる可能性が高い。

6種類以上で転倒発生率が高かったとの報告もある。

 

抗精神病薬

推奨される使用方法

定型抗精神病薬の使用はできるだけ控える。非定型抗精神病薬は必要最小限の使用にとどめる。ブチロフェノン系(ハロペリールなど)はパーキンソン病に禁忌。 オランザピン、クエチアピンは糖尿病に禁忌。

 

主な副作用と理由

錐体外路症状、過鎮静、認知機能低下、

脳血管障害と死亡率の上昇非定型抗精神病薬には血糖値上昇のリスク

 

定型抗精神病剤

該当する一般名(2017年2月)商品名(先発医薬品名)
オキシペルチンホーリット
クロカプラミン塩酸塩クロフェクトン
クロルプロマジンフェノールフタリン酸塩ウインタミン
クロルプロマジン塩酸塩コントミン
スピペロンスピロピタン
スルトプリド塩酸塩バルチネール
ゾテピンロドピン
チアプリド塩酸塩グラマリール
チミペロントロペロン
ネモナプリドエミレース
ハロペリドールセレネース
ピパンペロン(フロロピパミド塩酸塩)プロピタン
ピモジドオーラップ
フルフェナジンマレイン酸塩フルメジン
プロクロルペラジンマレイン酸塩ノバミン
プロペリシアジンニューレプチル
ブロムペリドールインプロメン
ペルフェナジントリラホン

 

非定型抗精神病剤

該当する一般名(2017年2月)商品名(先発医薬品名)
ペルフェナジンマレイン酸塩ピーゼットシー
モサプラミン塩酸塩クレミン
レボメプロマジンマレイン酸塩ヒルナミン、レボトミン
アセナピンマレイン酸塩シクレスト
アリピプラゾールエビリファイ
オランザピンジプレキサ
クエチアピンフマル酸塩セロクエル
クロザピンクロザリル
パリペリドンインヴェガ
ブロナンセリンロナセン
ペロスピロン塩酸塩水和物ルーラン
リスペリドンリスパダール
アルプラゾラムソラナックス、コンスタン

 

睡眠薬

ベンゾジアゼピン系睡眠薬・抗不安薬

推奨される使用法

長時間作用型は使用するべきでない。トリアゾラムは健忘のリスクがあり使用するべきでない。ほかのベンゾジアゼピン系も可能な限り使用を控える。使用する場合最低必要量をできるだけ短期間使用に限る

 

主な副作用と理由

過鎮静、認知機能低下、せん妄、転倒・骨折、運動機能低下

 

該当する一般名(2017年2月)商品名(先発医薬品名)
エスタゾラムユーロジン
エチゾラムデパス
オキサゾラムセレナール
クアゼパムドラール
クロキサゾラムセパゾン
クロチアゼパムリーゼ
クロラゼプ酸二カリウムメンドン
クロルジアゼポキシドコントール、バランス
ジアゼパムセルシン、ホリゾン
トフィソパムグランダキシン
トリアゾラムハルシオン
ニトラゼパムベンザリン、ネルボン
ニメタゼパムエリミン
ハロキサゾラムソメリン
フルジアゼパムエリスパン
フルタゾラムコレミナール
フルトプラゼパムレスタス
フルニトラゼパムロヒプノール
フルラゼパム塩酸塩ダルメート
ブロチゾラムレンドルミン
ブロマゼパムレキソタン
メキサゾラムメレックス
メダゼパムレスミット
リルマザホン塩酸塩水和物リスミー
ロフラゼプ酸エチルメイラックス
ロラゼパムワイパックス
ロルメタゼパムエバミール、ロラメット

 

非ベンゾジアゼピン系睡眠薬

推奨される使用法

漫然と長期投与せず、減量、中止を検討する。少量の使用にとどめる

 

主な副作用と理由

転倒・骨折。その他ベンゾジアゼピン系と類似の有害作用の可能性あり

該当する一般名(2017年2月)商品名(先発医薬品名)
エスゾピクロンルネスタ
ゾピクロンアモバン
ゾルピデムマイスリー

 

抗うつ薬

三環系抗うつ薬

 

推奨される使用法

可能な限り使用を控える

 

主な副作用と理由

認知機能低下、せん妄、便秘、口腔乾燥、起立性低血圧、排尿症状悪化、尿閉

 

該当する一般名(2017年2月)商品名(先発医薬品名)
アミトリプチリン塩酸塩トリプタノール
アモキサピンアモキサン
イミプラミン塩酸塩トフラニール
クロミプラミン塩酸塩アナフラニール
ドスレピン塩酸塩プロチアデン
トリミプラミンマレイン酸塩スルモンチール
ノルトリプチリン塩酸塩ノリトレン
ロフェプラミン塩酸塩アンプリット

 

 

スルピリド

スルピリド

推奨される使用法

可能な限り使用を控える。使用する場合には50mg/日以下に。褐色細胞腫にスルピリドは使用禁忌

 

主な副作用・理由

錐体外路症状

 

該当する一般名(2017年2月)商品名(先発医薬品名)
スルピリドドグマチール

 

 

抗パーキンソン病薬

推奨される使用法

抗パーキンソン病薬(抗コリン薬)

 

主な副作用・理由

認知機能低下、せん妄、過鎮静、口腔乾燥、便秘、排尿症状悪化、尿閉

 

該当する一般名(2017年2月)商品名(先発医薬品名)
トリヘキシフェニジル塩酸塩アーテン
ビペリデン塩酸塩アキネトン
ピロヘプチン塩酸塩トリモール
プロフェナミン塩酸塩パーキン
プロメタジン塩酸塩ピレチア
マザチコール塩酸塩水和物ペントナ

 

 

利尿薬

ループ利尿薬

推奨される使用法

必要最小限の使用にとどめ、循環血漿量の減少が疑われる場合、中止または減量を考慮する。

 

主な副作用・理由

腎機能低下、起立性低血圧、転倒、電解質異常

 

該当する一般名(2017年2月)商品名(先発医薬品名)
アゾセミドダイアート
トラセミドルプラック
ピレタニドアレリックス
ブメタニドルネトロン
フロセミドラシックス

 

 

α遮断薬

受容体サブタイプ非選択的α1受容体遮断薬

推奨される使用法

可能な限り使用を控える。代替薬:(高血圧)その他の降圧薬(前立腺肥大症)シロドシン、タムスロシン、ナフトピジル、植物製剤など

 

主な副作用・理由

起立性低血圧、転倒

 

該当する一般名(2017年2月)商品名(先発医薬品名)
ウラピジルエブランチル
テラゾシン塩酸塩水和物ハイトラシン、バソメット
ドキサゾシンメシル酸塩カルデナリン
ブナゾシン塩酸塩デタントール
プラゾシン塩酸塩ミニプレス

 

第1世代H1受容体拮抗薬

H1受容体拮抗薬(第1世代)

推奨される使用法

可能な限り使用を控える

 

主な副作用・理由

認知機能低下、せん妄のリスク、口腔乾燥、便秘

 

該当する一般名(2017年2月)商品名(先発医薬品名)
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩ポララミン
アリメマジン酒石酸塩アリメジン
クレマスチンフマル酸塩タベジール
クロルフェニラミンマレイン酸塩アレルギン
ジフェンヒドラミンベナ、レスタミン
シプロヘプタジン塩酸塩ペリアクチン
ヒドロキシジンパモ酸塩アタラックスP
ヒドロキシジン塩酸塩アタラックス
プロメタジン塩酸塩ピレチア、PL配合顆粒
ホモクロルシクリジン塩酸塩ホモクロミン
ベタメタゾンd-クロルフェニラミンマレイン酸塩セレスタミン

 

H2受容体拮抗薬

H2受容体拮抗薬

推奨される使用法

可能な限り使用を控える。特に入院患者や腎機能低下患者では必要最小限の使用にとどめる。

 

主な副作用・理由

認知機能低下、せん妄のリスク

 

該当する一般名(2017年2月)商品名(先発医薬品名)
シメチジンタガメット、カイロリック
ニザチジンアシノン
ファモチジンガスター
ラニチジン塩酸塩ザンタック
ラフチジンプロテカジン
ロキサチジン酢酸エステル塩酸塩アルタット

 

制吐薬

制吐薬

 

推奨される使用法

可能な限り使用を控える

 

主な副作用・理由

ドパミン受容体遮断作用により、パーキンソ ン症状の出現・悪化が起きやすい

 

該当する一般名(2017年2月)商品名(先発医薬品名)
プロクロルペラジンマレイン酸塩ノバミン
プロメタジン塩酸塩ピレチア
メトクロプラミドプリンペラン

 

 

過活動膀胱治療

オキシブチニン(経口)

 

推奨される使用法

可能な限り使用しない。代替薬として他のムスカリン受容体拮抗薬

 

主な副作用・理由

尿閉、認知機能低下、せん妄のリスク

 

該当する一般名(2017年2月)商品名(先発医薬品名)
オキシブチニン塩酸塩ポラキス

 

もっとたくさんの人に届きますように

こちらのバナークリックで応援お願いします


友だち追加

お勉強
スポンサーリンク
el-nynyoをフォローする
スポンサーリンク
友だち追加
ハコニワ medical

コメント

タイトルとURLをコピーしました